緑色の朝焼け

ぽつぽつと書きます

【チャリで行った】5・6日目 京都ぐるりと大阪へ

5・6日目。

 

 はじめに。なぜ「5・6日目」としているかについて。

 京都到着の次の日は市内の観光に費やし、その次の日の半分近くも観光、そして午後の残りで京都を経ち大阪に向かいました。京都市内観光のこと...は別に書いていき、このページでは大阪への移動をメインに書くことにしました。勝手ながら。

 

 その京都出発は東寺(教王護国寺から始まります。

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 弘法大師こと空海が開祖の真言宗、その総本山(正確には「東寺真言宗」の総本山のようです)。極楽浄土の地図、と言われる両界曼荼羅など国宝級文化財もわんさかある。なかでも境内にある日本一高い木造の五重塔は新幹線の車窓からも見えるほど。要は京都駅から近い。

 その文化財を見学。はあー。けれども東寺で最も感動したのが

 

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 ぜんざい。シンプルに、甘くておいしい。さらに、すっきりとしたほうじ茶。そして極めつけが、ぜんざいの甘さをシめる、本当の主役こと、この塩昆布。長旅の疲労がフゥ~と澄んだ空へ飛んでいく。

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 それを五重塔を見ながらたった数百円でいただける贅沢さ。これまで食してきた甘味の中で最も美味!と断言できる。でもそれは旅先のテンションで食べたからでは?というのはさておき、もし京都を観光される方がいらっしゃるなら、是非とも東寺でぜんざいを味わってください。京都駅から近鉄で一駅と近いですから。

 

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 はい。さて。大阪へ向かおうとするとまだ数百メートルしか進んでないのに道標に「500」の数字が。国道1号、東京の日本橋から500kmの地点です。...ずいぶん遠くにきましたね。

 京都市西側を流れる桂川を渡るとそこは向日市

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  無効町向日町駅の踏切。こいつ貨物の写真ばっかり撮ってるなそんなにEF210ECO-POWER桃太郎が好きか今日は線路を運んでおりました。

 

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 それとこの踏切、いったいどこの層に需要があって喜ばれるのかどの線路が何に対応しているのか(例:上外=上り線の外線、JR京都線の京都・米原方面の新快速などが通過する線路)の案内板がありました。たいへんよくわかりました。

 

 長岡京を抜けて天王山の戦いで有名な山崎へ。

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 ...巨大なフック付きタコ吸盤が大地に吸い付いてる...ではなく、ここはサントリーウイスキーの山崎蒸留所。の外。

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 すぐそばを線路が何本も走っている。新快速も高速で行ったり来たり。びゅーn

 

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 山崎の隣は大阪府島本町。に入ってすこししたところで、突如体の動きが鈍る。ここまで休みの日を設けずに1週間近く自転車を走らせており、連日の疲労が溜まりにたまって思うように進まない。おまけにこの日も晴天、降りかかる太陽光が体力を今まで以上に削っていく。仕方なく沿道に見えたイオンに入り涼む。気温が下がるまで待つ作戦だ。

 1時間後に外に出てみても、晴天も気温もほぼ変わりなし。

 ただそれでも寄り道はする。

 

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 千里から横道にそれて大阪万博の跡地と太陽の塔を発見。意外にも山地が近くにある。あと太陽の塔ってビカビカ目から光線を出したり動いたりはしないんですね。(漫画・20世紀少年のイメージを引きずっている)

 万博記念公園のある千里から南に行けば西の都大阪だ。

 

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 新大阪のモスバーガーでまたうだうだしていたので日がほぼ沈んでしまっている中、国道423号の新淀川大橋を渡る。地下鉄と並走する橋から大阪のスカイラインを見る。

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 そして少し行けば、JR大阪(梅田)駅。ちびっ子のころと比較して、ガラスの大きな屋根ができたり、複数の駅ビルに直結したりとずいぶん変わりました。

 自転車を駐輪場(12時間で100円くらい。やすい!)に停めてホテルへ直行。また大阪を観光します、翌日から。

 

(つづく)