【チャリで行った】2日目② 金谷峠ー浜松
大井川を渡ってJR金谷駅へやってきたが、地図を見てある事実に直面。
それが、ここには台地があってそれを越えなければ西へ行けないという事。いちおう迂回はできるけれども距離がある。 結局しぶしぶ金谷駅裏手の急坂を登る事にした。ん?急坂といえば...
ここでもバッテリーの力を借りて...と目論んでいたが、前日から少しずつ蓄積された疲労で思うように足が回らず、休み休みで登る。一回に進む距離、約10m。直射日光が容赦なく照り付ける。思い出される、昨日の箱根八里の坂…
ただ、坂を上り切って振り返ると、風景は素晴らしい。
茶畑が広がる斜面。金谷の町並みと、山との狭間を走る鉄道。大井川。そこにかかる橋。視線を右にやれば駿河湾。左に向ければはるか南アルプスへと続く山脈。はるか遠くに富士山(ただし写真では霞み過ぎていて確認できず)。静岡県のほぼすべてを一枚におさめられたのでは、とひとり満足して茶畑の間を進む。
大地の上は平坦な茶畑。
そこに妙に近代的な建物が。「お茶の郷」日本茶をPRしている施設らしい。
せっかく来たんだし、「抹茶ほうじ茶アイス」をいただいた。甘さと渋さのコンボが火照った身体にしみる。おいしかった!
登りがあれば下りがある。菊川駅までは再び坂を下る。ペダルをこがないのは楽だ。
そしてほぼ惰性でこぎ続け、正午過ぎに掛川駅に到着。
新幹線も止まる駅だけど、そこまで賑やかではない...し、見どころもない(失礼!)のでソロソロと通り過ぎた。
依然としてオフロードショップの多い1号線を西へ。時々、旧東海道をしのばせる石碑が。
袋井、ジュビロで有名な磐田を通り過ぎると再び大きな川が...
天竜川。大井川と並んで静岡県を代表する川。またもやスパンの長い橋が。(後で調べたら912mもあったらしい)
この時点で時刻は14時半。日暮れまでには愛知県に入れるかもしれない。それにしても...おなかすいたなあ...
(つづく)