【チャリで行った】2日目① 静岡出発
2日目。
午前6時半、ふらりと目を覚ます。昨日あんだけ自転車こいだのに、特に身体に痛みを感じない。筋肉痛もなく、股ずれもしていない。少し疲労感は残るけど何とかなるだろう。自転車のほうも昨日立ち寄った自転車屋で空気を入れなおしてあり、異常がない事を今朝確認。
夜中に出発した昨日とは違って既に日は高く登っている。チェックアウト後、目と鼻の先の駿府城公園を少しうろついたのち(石垣以外特になにもなかった...)、駅前から国道1号を西方へ出発。この日も晴天、気温もちょうどよい。
さっそく安倍川を渡る。一枚目が相模川のときと構図がそっくりですが、「駿河大橋」とあるので別の写真です。それにしても貨物列車が通るときばっかり撮ってる気が...
川を渡り切ったあたりで国道1号は海岸沿いの南に向かう東海道線と別れ、内陸の方へ。再び長い上り坂に差し掛かるが、箱根ほどのこう配はなくスイスイと上がることができた。
岡部バイパスを通り宇津の谷峠へ。この付近に明治時代のトンネルがあるらしくちょっと興味をそそられたが、徒歩で山道を登った先にあるらしく見学するのはパス。
ついでに朝飯もこのあたりで。なぜか親子丼。
峠を貫くトンネルを抜けると焼津市に入り下り坂になる。旧東海道は岡部宿を通り、藤枝市に向かう。
藤枝付近ではバイパスになっている1号を避けて市街地を通る県道(何号かは忘れた)の歩道を走行。オフロードショップが道の両側に多く並ぶが、これといった特徴がない、「地方によくある幹線道路」をトロトロと走行し、大いなる大井川の東岸の町である島田市の中心部へ。
旧東海道沿いに大井川川越遺跡と称して、ここにも江戸時代の様子が再現されていた。古民家風のカフェも数件発見。
そして大井川に出る。とにかくでかい。対岸が霞んで見えるほどに川幅が広い。さらに橋までかなり距離がある(実際には橋の袂まで数百m程度でした)。
その大井川橋を渡る。この地点でも河口からなかなか離れているものの、この橋自体が1000m以上のスパンがある。大井川の大きさを痛感しつつ渡りきると
大井川鐡道の本社がある新金谷駅に到着した。珍しいターンテーブルもある駅。
(つづく)